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2011.05.05 23:15|小説

ある日、ポストのなかに一本のバラが入っていた。

「んっ?何だろこれ…」

茎に赤いリボンだけがついたバラだった。

差出人の名前はない。

「きれいなバラ…いったい誰が?」

不思議に思っても、なんだか嬉しい。

部屋にもどって、花瓶にさしてみた。

「なんか、こういうのいいかも。」




次の日

ポストには、また赤いバラが入っていた。

「まただ…。てか、ホント誰が入れてるの?」

ためしに、家の周りをキョロキョロ見て見るが人の姿はない。

「……。」

赤いバラの正体はわからず、結局それは毎日ポストに入っていた。



ついに、花瓶のバラは23本まで増えた。

「さて…今日も入ってるかな?」

すっかりポストを確認することが日課になってしまった。

「今日は……ありゃ?入ってない…」

ポストのなかは空だった。
「…??なんで?いつもこの時間には入ってるのに…」


「探しものはこれかい?」

声が聞こえたら。

「えっ?あっ!!何してんのよ?こんなとこで」

「おいおい…。それが3年も付き合ってる彼氏に言う言葉かよ…。」

「別にいいでしょ!……てか、あんたその手に持ってるのって…」

「見りゃわかんだろ。バラの花!!俺がお前ん家にバラ送ってた犯人だったり~」

「えぇ――!!あんただったの?何でこんなことしたの?」



「何でって……今日はお前の誕生日だろ?」

「へっ??」




誕生日?私の?




彼氏無視して部屋にあがり、カレンダーを見てみる。


ホントだ…

私、カレンダーに丸までつけてるし…


「なっ!!お前の誕生日に合うように、計算して24本送るようにしたんだぞ!!」

そういうと、私に24本目のバラがを渡す。

「あ…ありがと…。にしても、どうしたの?何で24本?
私24歳じゃないよ?」


「ふふふっ。お前さ、24本の花束の意味知ってる?」

笑いながら、花瓶にさしてある23本のバラを手に取った。


「花束って24本でつくるのが正式なんだよ。
感謝してる人に渡すとき……恋人にプロポーズするとき…」

「えっ…?」

「だから、恋人にプロポーズするときは正式な24本の花束を渡すの!!

もうわかんだろ!!」

「それって…」


「ほら…24本目のバラ、よく見てみろよ。」

「えっ、あっ!!」

リボンと一緒に、そこには指輪がついていた。

私から24本目のバラと指輪を取る。

そして指輪をゆっくり、指にはめてくれた。


「バラだって用意すんの大変だったんだからな…。

ということで…
こんな俺ですが、結婚してくれませんか?」

24本になっバラを、改めて私に渡してくれた。



「あ…は、はい…。よ…よろしく…お願いします。」

涙で顔がグチャグチャになった。



バラの花束

幸せの花束



Flower Flower
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2010.12.27 00:16|小説
飲みかけのミルクティーを置くと、静かに告げる。


「大好きだよ」


後ろから腕を回す。
洗い物をしている手がピタっと止まった。


「んっ?何?急に。」

「いや・・だから、大好きだっていってんの。」

「それはわかるから。何でいきなり言ったのって聞いてんの。」

「お前今日、クリスマスだぞ!!だから、ちょっと素直になったのに・・・」

「ふーん・・いっつも照れるくせに。よくできました!!」


なぜか頭をなでられる。
おそらく顔はゆでだこ状態。


「じゃあさー・・・・その勢いでチューもできるでしょ!!」

「はぁ?お前調子のんじゃねぇぞ!」

「できないんだ~。なんか残念、クリスマスなのにさ・・」


また、後ろをむいて洗い物をはじめる。
プライドがらグラグラゆれる。

「あぁーーーーーもう!!これでいいだろ!!」


ちゅ・・・


「はい。よくできました。」


本日二回目。
満面の笑みの彼女が抱きついてくる。


「来年も期待してるから。」

「・・・クリスマスだけだかんな。こんな素直になるの。」

「いつもはあたしが言ってんだから、そのくらい頑張ってよ!」

「以後気をつけます・・」

「よし!よくできました!」



こんなときしか素直になれないか
お前だけに捧げる

obedient chirismas






☆もうクリスマス過ぎたけど・・・
 ありがたくもusaサマからのリクエストです。
 なんか、ツンデレっぽくなった(笑)
 
obedient chirisma=一応自分のなかでは“素直なクリスマス” としたかった
2010.12.16 22:52|小説
もういちど教えて

君と僕の赤い糸は


いつからほつれてしまったのですか?




『 別れてほしいの 』

たぶん11時を過ぎていたと思う。
この一行のメールが送られてきたのは

ちょうど風呂からでると、携帯に彼女からメールが届いていた。
しばらく連絡をとっていなかった。
いや、しようと思えばできたのだが、そこまで気がのらなかった。
だから、彼女からのメッセージは嬉しかった。

でも、彼女は僕と正反対のことを思っていたことを

このとき初めて理解する。



『 どうして? 』


後々、聞かなければよかったと後悔したメールを
僕は送信した。


返事はすぐには返ってこなかった。


15分後
携帯のディスプレイが光った。


『 あなたより大切な人ができたの。
  メールも電話もいつだって私からだった。
  あなたから好きって言ったことある?
  もしも運命の赤い糸があるなら、相手はきっとあなたじゃない。
  もうこれで最期にしましょう。
  連絡はしないで。
  あと、初めてもらったプレゼントの指輪はかえすから。
  ありがとう。
  さようなら。                          』



彼女からの最後のメールを読み終えると、ベットに倒れこむ。
携帯をとじて、手で顔を覆った。


前にも言われたな。
「運命の赤い糸か・・・」



違うよ


僕の赤い糸はちゃんと君と結ばれていたのに


きっとどこかで、ほつれてしまったんだ


枕が濡れてしまっていたことにも気づかなかった。
頬に冷たいものがつたう。


できることなら教えてほしい

ほつれてしまった


あなたとの赤い糸の紡ぎ方を・・・・

                                       fin
2010.11.29 21:10|小説
shooting star
          ~I hope・・・~




「流れ星か…」

時計の針はすでに0時を回っていた。
二階の部屋の窓から空を見上げてみると、星ひとつでていない。

「本当に今日流れんのかな?」

五年に一度の流星群
天気予報では12時すぎごろがいいって言ってたけど
「流れねぇじゃん…あー眠いー」

もう寝ようかな…と思いベットに入った瞬間、

「うわー!!!」

窓の外は光の嵐。
何万という流れ星か空のステージを駆けめぐる。

「スゲー」
寝ないで良かった…と今さら安心する。

しばらく星たちのショーをみた後に携帯がなる。

『もしもし?さっきの流れ星見た?』

「あぁ、見たよ。お前が言ってた通りキレイだったな」

『でしょ!私の言った通り。やっぱり流れ星っていいよね~』


流れ星っていいよね…か ……よし!!


「明日お前んち迎え行くから。」

『えっ?どうしたの?急に。』

「いつも来て欲しいって言ってんじゃん。嫌ならいいけど…」

『待って!待って!来て欲しい!!来てく欲しいです!!』
「了解。じゃあ、明日な」

『うん。おやすみ。』


言えねぇよ。
流れ星に少し嫉妬したなんて。








だから


俺がお前の流れ星になる

お前の願いを叶えるために
2010.11.29 20:42|小説
そのときは満月だった。
海と夜がひとつになった世界に満月だけが浮かび上がっていた。
どこかと問えば、きっとわからない。
ただ、耳をすますとかすかに人魚の声が聞こえてきた。
近くの岩に腰をかけ、珊瑚色の首飾りに手をかけながら歌いだす。
甘く美しく儚く。
水面をから伝わる声に耳を傾けるものがいた。

王子はこのとき、すぐ近くまで近づいていた。
毎夜聞く、あの美しい歌声の持ち主は誰だろう?
吸い寄せられるように、王子はこの世界に来ていた。

昔々のお話。
ある人魚は愛する王子に会うため
王子の愛する声を失い
泡になったという。

どうしてあなたは愛する人の愛するものを失ったの?
ならば私はいっそ幻となり一生あなたのために歌いましょう。
このまま、消えてしまったとしても…

人魚は歌う。
甘く美しく儚く。
目からは真珠の涙をこぼしながら…

王子を愛した哀れな人魚は幻となって生きていく。





Another marmaid story‥

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プロフィール

よろづや

Author:よろづや
『MIGNON=ミニヨン』
フランス語で❝かわいい❞❝愛らしい❞の意味


よろづや
年齢:19歳
性別:女子
職業:大学1年生
誕生日:6月16月

    

~FAVORITE~
*JUJU            
*絢香           
*PADWIMPS 
*サカナクション        
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*進撃の巨人
*黒子のバスケ
*お笑い(NON STILE,ライセンス・・・書ききれない!)
*松田翔太さん
*児玉益美さん
*森ガール、レトロ、シンプルでかわいいもの



オリジナル小説、歌パロ、替え歌などなど

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